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ごあいさつ(1973年芳志戸幹雄とその仲間によるギターの演奏会より)

私達が今宵、ささやかに開く、ギターの音楽会というものは、

人類の文化の中の、芸術の中の、室内楽の中の、

その中にあるギター音楽という小さな小さな、

ある意味では知る人も少ない世界です。

 

しかしそれはいかに小さくても一つの文化に違いありません。

私を含め、今宵演奏する人々は、その小さな文化に、

彼の人生を捧げようとしている人、又は、今、その情熱と共に捧げている人、

もしくは、ギターと共に居る時間を一日の人間的な時間としている人によって

成っております。

 

いつの日か私達は、六本の弦と十九のフレットを音楽の可能性として

持つこの愛すべき楽器を媒体として、前述の、室内楽から音楽全般へ、

音楽から文化へ、文化から人類へ、そして許されるものならば、

真理へと追求して行きたいと思うものです。

 

                            芳志戸幹雄

 



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